【戦いに勝つ血液はドロドロ!】 吉田 省司 先生 健康耳寄り情報 Vol.36

普段は穏やかに生活をしていても、
「ここぞ!」と決め、勝利する時は、交感神経が優位になります。
 
普段の血液はマイナス電位の赤血球ですが、
勝利・戦いを意識すると、
血液がプラス電位に傾き、酸性になり、
赤血球同士がくっ付くドロドロの血液になります。
やるときゃやる!
戦う男らしい血液はドロドロです。
 
一方、
気持ちも穏やかで、昼行燈(ひるあんどん)の様にうだつの上がらない闘志の無い男の人の血液は、
赤血球がマイナス電位でアルカリ性なのでサラサラです。
 
ラクビーワールドカップの代表のような戦う男と、
いつも笑顔で戦う意思の全くない男性とでは、
どちらの男の人の方が健康的に見えますか?
 
野生の世界では、いつも生死と隣り合わせの状況で生活しています。
戦闘態勢を作るには、糖のエネルギーをフルに使い身構え、出血しても大丈夫なように血液も臨戦態勢に入りドロドロになって戦います。
(出血しても凝固する血液状態…これがストレス)
 
男女ともに、交感神経が血液をドロドロにします。
リラックスして、副交感神経を優位にしましょう。
 
毎日の生活のために「エネルギッシュ」に働いている人でも、休む時間は必ず確保して下さい。
眠れなくても、「身体を横にする時間」を十分に作ることが、血液をサラサラにします。
 
副交感神経を優位(リラックス)にして、
水分補給を十分にして、
赤血球をマイナス電位に傾け、血球と血球を離すことで、
サラサラと流れる血液にすることができます。
 
環境になじめない仕事は、ストレスと戦いながら血液をドロドロにしています。
無理をすれば「過労死」にもなります。
 
ラグビー