【雨水を無駄なく利用している】 吉田 省司 先生 健康耳寄り情報 Vol.69
おめでとうございます!
大相撲の秋場所で優勝した、
正代 直也
(しょうだい なおや:1991年11月5日生まれ)
は、熊本県宇土市出身で、
時津風部屋所属の現役大相撲力士
本名同じ。
2020年11月場所より大関正代として、
さらに活躍してほしいです。
コロナ禍でも、観客数に制限をかけて、
相撲は、両国国技館で行われていました。
その国技館の設備の中で、
雨水を無駄なく利用する工夫がされています。
日本の降水量は、他国に比べれば恵まれています。
恵まれた降水量を有効利用している建物の特徴は、
屋根が大きいことが挙げられます。
両国国技館の屋根は、
広さ8000平方メートルのも大屋根です。
この屋根に降る雨は、
年間約1万2000平方メートルにもなるそうです。
両国国技館の雨水は、
水洗トイレや冷却用として活躍するそうです。
屋根には、ゴミや汚れも有りますから。
雨の降り始めは汚れを洗い流すため、
雨水管に排水された後、
ある程度時間が過ぎると、
自動的にバルブが切り替わって、
沈殿・濾過層で処理が行われて、
地下の貯水槽に溜めていきます。
溜まった雨水は、さらに塩素殺菌され、
常にポンプで循環させることで腐敗を防いでいます。
この水を、大相撲開催中には、
大勢の観客の人が使う水洗トイレや手洗い用として利用しています。
両国国技館は、
この雨水利用によって、
雑用水(トイレや冷却水)
の8割をまかなえるということです。
蛇口をひねれば水道水が出る事が当たり前の生活ですが。
ひと昔前までは、
井戸水などを台所に汲み置きしていました。
スワンミネラルサーバーも汲み置き文化です。
両国国技館の様な大規模な装置ではありませんが、
スワンミネラルサーバーも、
電気を使わず緩速濾過方式なので、
災害時の断水の時には、
どんな水でも濾過することで飲料可能な水にしてくれます。
水は「有限」との意識をもって生活しましょう!